警備員のアルバイト求人
病院の入り口やオフィスビルのエントランス、ショッピングモールやスーパーの駐車場、工事現場など、さまざまな場所において来訪者や社員、歩行者やドライバーの安全を守る警備員が配置されています。
セキュリティーへの関心が高まる中、東京オリンピックなどの国際的イベントも控え、警備員の需要は今後ますます高まると考えられています。ここでは、警備員のアルバイト求人について内容や待遇などを調査しました。
警備員アルバイトの仕事内容
一口に警備員といっても、働く場所はさまざまです。ここでは、警備員のアルバイトが募集されている主な業務について紹介します。
交通誘導警備
工事現場において歩行者や通行する車を安全に誘導する仕事になります。道路工事の現場などは、車などの往来が少ない夜間に工事を行うことも少なくなく、日中だけでなく夜間の仕事の募集も多くなります。
また、スーパーやショッピングモールなどの駐車場において、スムーズで安全な車の誘導を行う仕事もあります。
施設警備
オフィスビル、ショッピングモール、デパート、娯楽施設などにおいて施設の安全を確保する仕事になります。オフィスビルでは、入り口にて入出者の管理を行う他、オフィス内を巡回し、不審者や不審物がないかの確認、火事、事故、犯罪などが起きないように建物全体の警備をします。
ショッピングモールやデパート、娯楽施設においても、所定の場所での常駐警備の他、施設の安全を確保するため、不審物や犯罪、事故や火事などの発生がないよう施設を巡回して警備します。商業施設においては、店舗や駅の場所などを聞かれるケースや、迷子が発生した場合の対応なども出てきます。
イベント警備
イベント開催会場やコンサート会場においては、特定の時間帯に多数の人が訪れ現場は大混雑となります。混雑によるトラブルや事故などが起きないように来場客を誘導、整備する仕事です。
駅構内における警備
駅の構内、ホーム、改札口において乗客の安全やスムーズな乗り降りをサポートするための警備を行う仕事です。ラッシュ時の歩行者の誘導、体の不自由な方にエレベーターをご案内するなどの業務を行います。
警備員のアルバイトは未経験者でもお仕事可能なのか?
警備員のアルバイトは未経験者も歓迎とされるものがほとんどになっています。しかし、警備業法という法律によって30時間以上の研修を受けることが義務付けられています。未経験の場合は、この法定研修の終了後に業務に就く形になります。研修は、4日から5日に分けて行われることが多く、研修時も給与の支払いがあるところがほとんどです。
警備員アルバイトで役立つスキル
交通誘導や交通整理の警備においては、自動車の誘導をすることが多いため、運転免許を所有している場合は、入出庫時の車の誘導や、駐車時の誘導など車の運転経験を活かすことができます。
また、交通警備に限らず、施設警備、イベント警備においても、視野を広く保つことが重要になります。事故が起きる可能性がある場所や不審な動きをする人物など、危険を事前に察知することが大切です。
警備員のアルバイトで働くメリット
時間の都合がつきやすい
イベント警備や工事現場での交通誘導警備などは、決まった日程のみの仕事となることも多く、スケジュールに合わせて単発の仕事を入れることができます。
また、夜間の警備を募集することも多くあるため、日中に別の仕事をしている場合や日中には学業で忙しい学生なども夜間に仕事をすることができます。
時給・日給が高い
仕事内容によって給与は、時給、もしくは日給での支払いとなります。特に夜間の警備の仕事となると給与が高く設定されていることが多くなります。
また、道路工事現場などの交通整理警備は、工事時間に余裕を見て勤務時間を設定されていることがあります。日給での支払いの場合は、予定の勤務時間数より少ない時間でも提示の日給を受け取ることができます。
コミュニケーションが苦手な人も
警備員の仕事は、交通整理や交通誘導、施設巡回などの仕事が主となるため、基本的には1人で行う業務が多くなります。そのため、人と話すのが苦手な人や人と話すことが好きではない人にも取り組みやすい仕事になります。
警備員の派遣で働くデメリット
天候に左右される
工事や屋外でのイベントなどは、雨天の際は中止になることも多く、予定していた仕事ができないこともあります。また、駐車場の交通誘導や天候に左右されないイベント警備などでは、雨天時でも傘をさすことはできないため、雨具を身につけて屋外で警備をすることになります。
また、屋外での警備は、真夏の炎天下や真冬の夜間などは肉体的に厳しい環境になります。
体力が必要
オフィスビルなどで管理事務所に常駐することが多い仕事以外は、立ち仕事となります。長時間警備員の制服を着て立ちっぱなしの仕事となるため、慣れるまでは体力が必要な仕事です。
万が一の時にはお客様を優先
万一、事故や事件が発生した場合、警備員の仕事はお客様の身の安全を確保することになります。そのため、緊急時であってもお客様を優先し、自分を犠牲にしなければならないことが出てくる可能性もあります。
警備員アルバイトの給料相場や福利厚生制度
仕事内容や地域、時間帯によってばらつきがあるものの時給は900円〜1200円、日給の場合は8000円〜12000円程度の金額が多くなっています。
交通費は別途全額支給、雇用保険や健康保険などの社会保険は、必要要件を満たす場合に加入することができます。
警備員のアルバイトは学生でもお仕事可能なのか?
警備業法により18歳未満の就業は禁止されています。したがって、高校生が警備員のアルバイトをすることはできません。専門学校生や大学生であっても、18歳の誕生日を迎えるまでは就業できないようになっています。
18歳以上であれば、夜間や特定の日程だけの短期や単発の仕事も多いため、学生にとっても働きやすい仕事となっています。
警備員の求人でおすすめのアルバイトの登録先をご紹介
株式会社フォルモントセキュリティサービス
一都三県を中心に警備業務を行っている会社です。青梅、立川、八王子、あきる野、南多摩、町田、新宿、両国、武蔵野、蒲田、渋谷、池袋、さいたま、所沢、川越、松戸、横浜に事業所があります。施設警備や交通誘導警備など、さまざまな警備員求人を扱っており、週1日からの勤務が可能な求人も多数あります。
三和警備保障株式会社
東京、神奈川、千葉、埼玉を中心に広く交通誘導警備を担っている会社です。中野、池袋、日暮里、大泉、蒲田、立川、調布、町田、浦和、草加、千葉、市川、横浜に事業所があり各拠点での面接、研修が可能になっています。
株式会社エムディー警備
関西を中心に交通誘導警備、イベント警備、施設警備を行っている会社です。大阪、神戸、伊丹、奈良、京都に支店を展開しています。土日だけや夜間のみなど、時間や期間の短い求人も多く取り扱っています。
警備員の仕事をアルバイト、正社員で比較
警備員には、警備業務検定、警備業務指導教育責任者、機械警備業務管理者といった国家資格があります。警備業務を行う各現場において都道府県ごとに検定合格警備員の配置基準が定められており、警備種別により細かくその配置人数が決められています。
資格の取得には雇用形態の規定はありませんが、正社員や契約社員などの勤務期間が長い社員が資格を取得し、責任業務を行うことが多くなっています。
職種 | アルバイト | 正社員 |
---|---|---|
仕事内容 |
・交通誘導、交通整理 ・施設警備 ・イベント警備 ・駅構内の警備 |
・交通誘導、交通整理 ・施設警備 ・イベント警備 ・駅構内警備 ・現金輸送(企業による) ・ホームセキュリティー対応(企業による) ・アルバイトへの指示 ・検定合格者は警備現場の責任者業務 |
勤務時間 | 希望時間を選べる | 現場に合わせて早番、遅番などのローテーション勤務 |
給与体系 | 時給制・日給制 | 月給制 |
福利厚生 | 勤務先の社会保険に加入(要件を満たした場合) | 勤務先の社会保険に加入 |
勤務期間 | 期間の定めなし | 期間の定めなし |
この調査内容の総括
警備員はさまざまな場所で必要とされる業務であり、人々の安全を守るやりがいのある仕事です。研修を受ける必要があるものの、未経験でも応募が可能なアルバイトがほとんどとなっており、短期や単発で働きたい人や夜間だけ働きたい人にとっては時間の都合がつけやすい仕事となっています。
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