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登録型派遣の仕組みやメリット、デメリット

「登録型派遣」という言葉を聞いたことはありますか?派遣にも種類があるの?と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。派遣という働き方にも、さまざまな種類が存在します。

その中で「登録型派遣」は、一般的な派遣の働き方を指します。これだけの説明では、いまひとつよく分からないと思います。今回は「登録型派遣」について、詳しくご紹介します。

登録型派遣とは何か?仕組みについて教えて

それでは、登録型派遣について説明していきましょう。登録型派遣とは、世間一般的に「派遣で仕事をしている」といった時にイメージする働き方です。つまり、派遣会社から派遣先企業にスタッフとして派遣されて、就労するというスタイルです。それでは、具体的にその仕組みについて説明しましょう。

登録型派遣という働き方について

「派遣」という働き方は、種類に関わらず雇用されているのは派遣先企業ではなく、派遣会社です。ですから、登録型派遣が雇用されているのも同様に、派遣先企業ではなく派遣会社になります。

登録型派遣スタッフは、派遣会社に雇用されて、派遣会社のスタッフとして派遣先企業に仕事をしに行くというスタイルになるのです。派遣会社が派遣先企業と契約を結んでいる期間の間、派遣スタッフは派遣会社と雇用契約を結ぶことになります。

ですから、給与の支払いは派遣会社から支払われるものとなりますし、福利厚生なども派遣会社のものを利用することになるのです。こういった雇用形態を「間接雇用」といいます。「派遣先企業は、あくまで仕事をしに行く先の企業である」と理解しておきましょう。
雇用主は、派遣会社なのです。

派遣という就労スタイルについて

「派遣」という働き方は、今回ここで取り上げている「登録型派遣」のほかに「常用型派遣」「紹介予定派遣」というものが存在します。登録型派遣の場合、先ほどもご紹介した通り派遣会社から仕事を紹介され、派遣先企業で就業している期間の間だけ、派遣会社と雇用契約を結びます。

契約が満了となり退職した場合は、一度派遣会社との契約も終了となり、次の職場が決まるとまた改めて派遣会社と契約を結ぶ形となります。それに対して、常用型派遣とは、派遣会社に常時派遣会社の社員として雇用する制度のこと。

常用型派遣という制度は、就業している派遣先企業との契約が一度切れて、次の仕事次の雇用先が決まっていなかった場合、就業していない期間も派遣会社から給与が支払われるというものになります。

「仕事をしていない期間もお給料をもらえるの?」と驚かれたかもしれません。常用型派遣として採用されるのは、専門性の高い知識やスキルを有している人材です。派遣会社が仕事をしていない期間であっても、給与を支払って確保しておきたいと思うような人材が、常用型派遣として採用されます。

派遣会社にしてみれば、クライアントである企業から依頼があった時に、すぐにでもその条件を満たしているスタッフを派遣できるようにしておきたいという思いがあるというのが、正直なところです。ですが、派遣先企業から「こういった条件を満たしているスタッフを、派遣してほしい」と依頼されてから、該当する人材を探すというのでは時間がかかってしまいます。

それが、専門性の高い分野の仕事であればあるほど、採用は難しくなるもの。あらかじめ常用型派遣として専門スキルを有している人材を確保できていれば、素早くそのニーズに応えることが可能となります。そういった理由で、常用型派遣というスタイルが成立しているのです。

「紹介予定派遣」に関しては、3か月間試用期間として派遣会社から派遣先企業に就業し、両者の合意が得られればそのまま正社員になるという派遣になります。今回取り上げる登録型派遣とは少し種類が違いますので、ここではこれ以上触れないでおきましょう。

ここまで読んでいくと「常用型派遣のほうが、登録型派遣よりも条件がよさそう」という印象を受けるかもしれません。ですが、常用型派遣は「派遣本来の自由度の高さ」という意味では、かなり制限がかけられてしまう働き方といえます。
「この期間だけ仕事をしたい」などの要望があったとしても、常時雇用されている常用型派遣のスタッフは、そういった希望を通しづらくなってしまうもの。派遣会社としても、給与を払って確保している人材ですから、空白期間――つまり、次の仕事が見つかるまでの待機期間は、できるだけ短いほうがいいと考えています。

場合によっては、自分の専門外の仕事であっても「この分野は比較的、仕事内容が近いからこの期間はここの会社で就業してください」と、依頼されてしまうケースもあり得るということなのです。そうなった場合も、常用型派遣の場合はそれを無下に断ることはできにくいのが実情といえるでしょう。

派遣本来の自由度の高さは、登録型派遣の方があるということ――これは、敢えて派遣という働き方を選んでいる人たちにとって、大切なポイント。多少の不安定さがある代わりに、自由度が高い働き方ができる派遣就労のスタイルに、魅力を感じている方も多くいらっしゃいます。

一方で「正社員のように安定しつつ、さまざまな職場を経験することができる常用型派遣が自分にはあっている」と考えている方もいらっしゃるのです。それぞれのライフスタイルや、希望に近い働き方を選択するようにしましょう。

登録型派遣として仕事をするためには

では、登録型派遣として仕事をするためには、どのようなプロセスを経るのが一般的なのでしょうか。
簡単に、その流れをチェックしてみましょう。

登録型派遣への第一歩 WEB登録

登録型派遣を希望する場合、派遣会社のWEBサイト上からまずは仮エントリーします。この仮登録は、メールアドレスと名前を入力する程度の、本当に簡単なものであることが多いようです。

仮登録後、本登録用のURLが送付されますので、そちらをクリックして基本情報登録へと進みます。本登録が完了すると、派遣会社から「派遣登録説明会のお知らせ」がメールもしくは電話、マイページ上のメッセージ機能を通して届きますので、そちらに返信する形で派遣登録説明会の予約をしましょう。


基本情報の登録をする時に、最終学歴や職務経歴、自己PRなどを入力する項目もできます。こういった詳細情報の登録は、この時点では必須ではありません。ですが、ここで入力しておかないと派遣登録説明会の際に入力することになります。

派遣登録説明会の会場で、自己PRなど仕事をする上での自分のアピールポイントについて入力するのは、なんとなく落ち着かないもの。その場で満足のいく文面を書き上げるというのは、なかなか難しさがあります。ですが、派遣会社からするとこの自己PRや職務経歴というのは、自分たちの会社にとってプラスになる人材かどうかを判断する大切なポイント。

そう考えると、できるだけしっかりと練り上げたものを用意していきたいですよね。時間があれば、あらかじめ自宅でよく考えて作成した文章を入力しておくことをおすすめします。そうすることで、当日の時間短縮にもつながりますし、派遣会社サイドにも「この登録希望者は、真剣な姿勢を感じる」という印象を残すことができるでしょう。

いざ「派遣登録説明会」へ

派遣登録説明会当日の流れについても、簡単にご説明しましょう。派遣登録説明会では、まず派遣というシステムについて簡単な説明があります。先ほども少しご紹介した通り、派遣という働き方には常用型派遣、登録型派遣、紹介予定派遣などさまざまな種類があります。

雇用形態も、少々特殊です。そういったことを正しく理解した上で登録をしてほしいという考えから、多くの派遣会社ではまず派遣の仕組みについての説明を受けるケースが一般的となっています。「仕組みを理解し、納得した上で、派遣登録を進めましょう」という、派遣会社の姿勢の表れです。派遣についての説明は口頭で行われることもありますし、動画を鑑賞することもあります。

派遣についての説明を受け、理解した上で登録を希望する場合は、そのままスキルチェックを行います。スキルチェックといっても、それほど難しいものではありません。簡単な表計算ソフトを使ったグラフ作成や、タイピングスピードをチェックするものなど、基本的なパソコン操作ができていれば問題のないものとなりますので、安心してくださいね。

もし不安な場合は、最近はタイピング練習などができる無料のWEBサービスもありますので、事前に少し練習しておいてもいいでしょう。一般常識やSPIが行われることもありますので、心配な場合は派遣会社にスキルチェックの内容を軽く質問しておいてもいいかもしれません。その上で、必要だと感じたら本などで軽く勉強しておくと間違いないでしょう。

経理事務や英文事務など、少々特殊な仕事を希望される場合は、その他のスキルチェックが実施されることもあります。スキルチェックが終わると、いよいよ面談です。この面談では、どういった仕事を希望しているか、勤務条件はどのようなものを希望しているかなどの条件に関して、細かくチェックされます。

この時に出した希望条件をベースに、登録後お仕事紹介が行われます。あまり細かく条件を出しすぎると、マッチする求人が見つかりにくいということもありますから、面談の際にはどうしても譲れない条件をあらかじめ考えておき、その点を伝えるようにしましょう。面談が終了し、双方の合意が得られれば、そのまま登録完了となります。

派遣登録後から就業スタートまで

派遣登録が無事に完了してから、いざ就業がスタートとなるまではどのような流れになるのでしょうか。面談時に伝えた希望条件に近い案件がその場であれば、そのまま紹介してもらってお仕事スタートとなるケースもあります。これが、最短のケースになるでしょう。

また「この案件に応募したい!」と派遣求人情報から登録へ進んだ場合、その案件にまだ空きがあり、条件があっていればそちらもそのまま紹介を受けることができる場合も。その場で該当する案件がない場合は「希望条件にあった仕事が見つかりましたら、ご紹介します」というスタンスで面談が終了となるのが、一般的です。なかなかその日のうちに仕事が見つかる、ということは考えにくいというのが実情でしょう。

晴れて登録完了となったのですから、できるだけ早く仕事をスタートさせたいですよね。そういう場合は、派遣会社からの連絡を待つだけではなく、派遣会社の求人情報をチェックし、メールマガジンなどで送られてくる案件に積極的に応募するようにしましょう。

「エントリーしすぎるのも、マイナス評価になるのでは」と、変に遠慮される方もいらっしゃいますが、そんなことはありません。派遣会社からすると「やる気のあるスタッフ」という印象が残ることはあっても、悪いイメージにはまずつながらないと考えていいでしょう。もし、複数エントリーすることに抵抗がある場合は、備考欄などに「現在、○○と▽▽の案件にも応募させていただいております」と一言添えておくのもいいかもしれません。

派遣登録時の注意すべきポイント

派遣登録時には、いくつか注意すべきポイントがありますので、簡単にご紹介しておきましょう。

派遣登録説明会の服装について

「派遣の応募って、アルバイトやパートのようにラフな格好でいってもいいの?」「スーツで行ったら、気合が入りすぎているようで恥ずかしい?」そんな悩みを耳にすることがあります。実際、派遣の登録説明会にはどのような服装で行くのがふさわしいのでしょうか。

まず一つ目に、派遣の登録説明会は基本的に派遣会社のオフィスで行われます。担当してくださる派遣会社のスタッフも、スーツ着用のことが多いです。では、参加者の服装はどうなのでしょうか?参加者の服装は、スーツ、もしくはオフィスカジュアルという方が多いようです。

派遣登録説明会という名前はついていますが、その席で行われることは採用のための面接試験と変わりありません。派遣会社としては「この人は自分の会社のスタッフとして、派遣先企業での仕事を任せることができるような、信頼に値する人材か」ということを見極めようとしています。

ここで好印象を残すことが、就業につながるといっても過言ではないでしょう。そのように考えていくと、派遣登録説明会にはどのような服装でいくのがふさわしいか、自ずと答えはでるのではないでしょうか。

派遣登録を検討している方の中には「スーツを持っていない」という方もいらっしゃるでしょう。そういった場合も、オフィスカジュアルであれば、基本的に問題ありません。男性はワイシャツにチノパン、ジャケット、女性はワンピースにカーディガンなど、きれいめな服装を心掛けましょう。

髪形やメイクなども、清潔感あるものを心掛けます。見落としがちなネイルなども、華美なものは避けた方が無難です。香水も、やめておきましょう。「採用面接」として考えれば、無難な服装や身だしなみを心掛けるのがベターだというのは分かると思います。ここはファッションを主張するのではなく、派遣会社のスタッフに「この人なら安心して仕事を任せられる!」と信頼してもらえるよう、準備を進めましょう。

派遣登録説明会後に写真を撮影する派遣会社も

派遣登録説明会後に、スタッフカードという身分証明証を作成するために、そのまま写真撮影を行う派遣会社もあります。そのことを頭の片隅に置いて、準備するようにしましょう。それがスタッフカードとしてずっと残ることになりますから、華美な格好をしているのはあまり好印象とはならないことは、想像できますよね。基本的にラフ過ぎず、清潔感ある身だしなみを心掛けていれば、問題ありません。

アパレル業界の派遣登録の場合

アパレル販売職に強い派遣会社などで、派遣登録説明会の案内のなかに「普段着でお越しください」と書かれていることがあります。そうなると、悩みますよね。そのように注意書きがついている場合は、スーツやきれいめな服装というよりは、カジュアルながらもきちんと感のある服装を心掛けましょう。

デザインがかっちりしていなくても、色味は抑えめにする、柄物は控える、襟のあるものを選ぶなど、おさえておくべきポイントさえきちんとしておけば「あまりにもラフ!」という印象を与えることはありません。いくらカジュアルOKと言われたとしても、ダメージジーンズやサンダル、肌の露出が多い服装は避けるべきです。男性の長髪や、女性の派手なネイルなども避けるようにしましょう。おしゃれをしていても、その中に清潔感あるスタイルを心掛けてください。

派遣登録説明会の基本的な流れについて、ご紹介しました。派遣登録説明会が終わると、実際にお仕事を紹介してもらうタイミングまで、なかなか派遣会社の方と接点をもつことはありません。質問事項や気になることがある場合は、あらかじめ書き出しておくなどし、派遣登録説明会で質問するようにしましょう。「これはどうなるのかな?」と疑問に思いながら就業するようなことがないように、知りたいこと、分からないことはクリアにさせておくことが大切なのです。

登録型派遣と一般的な正社員との違いは何?

「派遣」の働き方を考えた時、なんとなくイメージはできているけれど、正社員と比べて具体的にどのような違いがあるのか、実はよく分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。ここでは、登録型派遣と一般的な正社員の違いについて、ご説明します。

登録型派遣の場合の雇用主は「派遣会社」であることをご存知ですか?それに対して、正社員の雇用主は「求人募集をかけた企業」です。これが、一番の違いといえます。

登録型派遣スタッフは、派遣先企業と派遣会社が雇用契約を結んでいる期間のみ、派遣会社と雇用を結ぶ「間接雇用」というスタイルをとっています。派遣先企業と派遣会社の契約が終了すると、派遣スタッフと派遣会社との契約も一度終了となります。

そして、また新しい派遣先企業が決まったら、改めて派遣会社と派遣スタッフは雇用契約を結ぶことになります。少しまどろっこしいように感じられるかもしれませんが、これが登録型派遣という働き方になるのです。

それに対して、企業に直接応募し、採用プロセスを経て勤務することになった正社員は「直接雇用」という形になっているのです。間接雇用、直接雇用、これが派遣と正社員の一番の違いといえるでしょう。

登録型派遣のメリット

登録型派遣のメリットとは、どのようなものがあるのでしょうか。具体的に見ていきましょう。

自分のライフスタイルに合わせた働き方ができる!

登録型派遣最大のメリットは、なんといっても自分のライフスタイルに合わせた働き方を選ぶことができるという点があげられるでしょう。「この期間だけ、派遣として仕事をしたい」「勤務地は自宅から30分以内のところがいい」など、自分が譲れない条件を満たした案件を選ぶことが可能です。

先ほどご紹介した常用型派遣の場合は、少し事情が違ってしまいます。待機期間中も派遣会社から給与をもらっていることになりますから「通勤時間が30分より少しかかってしまうのですが、いかがでしょう」と言われたら、断りにくいもの。そういった意味で、登録型派遣は自分のライフスタイルによりフィットした仕事をチョイスすることが可能です。子どもがまだ小さいとかご主人の転勤があるご家庭、介護、資格試験取得を目指しての通学など、さまざまな事情がある方たちにとって、この自由度の高さは大きな魅力といえるでしょう。

アルバイトやパートより時給が高い!

アルバイトやパートよりも、派遣は時給が高いというケースも、多くあります。アルバイトやパートと、派遣の大きな違い――それは、雇用形態にあることをご存知ですか?アルバイトやパートは、人材が欲しいと考えている企業が直接募集のための求人記事を掲載し、応募者が来たらその中で選考を行い、採用となった人たちが仕事をする形となります。

この場合、企業が直接採用し、直接雇用するスタイルになります。直接雇用ですから、基本的な流れとしては正社員採用と大きく違いはありません。それに対して、派遣スタッフの場合は企業サイドからすると選考のプロセスを飛ばして、自分たちの希望に近い人材を派遣してもらうということに。派遣の場合、採用時に経費がほとんどかからない分、派遣スタッフに対する給与が高く設定されているケースも多いようです。

また、アルバイトやパートに対しては、研修などを行いスキルアップする機会を雇用している企業が用意する必要もあります。ですが、派遣スタッフの場合は企業が出した希望条件を満たした人材を、欠員がでた箇所に補填することが可能です。これは、派遣先企業からすると、とてもありがたいシステムといえるでしょう。派遣会社に対しての支払いは発生しますが、通常の採用プロセスを経て、教育や研修など人材育成のことまで含めて考えると、派遣スタッフのほうが派遣先企業にとってはメリットが大きくなります。そういった理由で、派遣の方が高めに時給設定されているケースが多いのです。

仕事をする側からすると、やはり少しでも時給が高いほうがありがたいものですよね。給与という意味で考えても、派遣という働き方はメリットが大きいといえるでしょう。

派遣会社のサポートを受けながら安心して就業できる!

最後に、派遣最大のメリットともいえる派遣会社のサポート体制について、ご紹介しましょう。派遣スタッフとして仕事をすることで、派遣会社の福利厚生や、研修制度を利用することも可能となります。福利厚生としてスポーツジムやレジャー施設の優待割引が使えたり、健康診断を受診できたりするなどのメリットも。

また、派遣会社の多くは、派遣スタッフをよりスキルの高い人材に育てるために、さまざまな研修を設定しています。派遣会社から派遣スタッフとして就業していないと利用できない研修もありますが、派遣会社によっては派遣として仕事をしていない、ただ登録だけ済ませた状況でも研修制度を利用することができるケースも。どのようなシステムになっているか、派遣登録説明会の時点で質問しておいてもいいかもしれません。

また、派遣会社から仕事を紹介してもらうことができたり、自分の希望に近い案件のお知らせをメールで受け取ったりすることもできます。自分でゼロから仕事を探すよりも、うんと効率的なことは想像できますよね。

さらに、もし派遣先企業でトラブルが発生し、悩みごとができてしまった場合には、直接派遣先企業の上司に相談する必要はありません。相談する相手は、派遣会社の担当スタッフです。相談を受けた派遣会社の担当スタッフが、直接派遣先企業に掛け合ってくれますから、直接気まずい思いをしなくていいというのも、大きなメリットといえるでしょう。

「自分でなんとかしないと、迷惑では?」と悩む必要はありません。むしろ、派遣会社は派遣スタッフが直接派遣先企業の上司に相談することをよく思っていません。相談される前に、一度自分たちが話を聞いておきたい、そしてできたら解決したいと考えているのです。自分が矢面にたたなくてもいい――これも、派遣スタッフにとってはかなり気持ち的に楽なポイントといえるでしょう。

相談やクレーム、意見を言うというのは、難しいもの。そんなときに派遣会社がワンクッションとして入ってくれると、大変ありがたいですよね。派遣スタッフとして仕事をするということは、派遣会社からあらゆるサポートを受けながら仕事をすることができるということなのです。これが、派遣として仕事をする最大のメリットといえるでしょう。

登録型派遣のデメリットとは

では続いて、登録型派遣のデメリットにはどのようなものがあるかを考えてみましょう。

派遣は「有期雇用契約である」ということ

登録型派遣のデメリット、それは仕事を継続して続けられるか分からないという不安定さにあります。というのも、派遣先という働き方は基本的に「有期雇用」つまり、期間を決めて、契約を締結して仕事をするというスタイルになります。契約満了が近づくと「次の仕事はすぐに紹介してもらえるのか」と不安になる方も多いでしょう。こういった不安定さを抱えていることが、派遣として仕事をする上での最大のデメリットといえるかもしれません。

待遇がいまいちな場合も

登録型派遣の場合、交通費が支給されないケースも多くあります。交通費は、毎日のことになりますから、少額とはいえ自己負担となると、月額で振り返った時に「こんなにかかってたのね!」と驚くようなことも。必要経費と割りきって考えることも必要ですが、日給からマイナスしてみた上で納得できる金額かどうかは検討したほうがいいでしょう。案件によっては「一日一律500円まで支給」などとされていることもありますから、応募する際にはきちんとチェックすることをおすすめします。

そのほかにも、退職金がでないなど、一般的な正社員とはやはり待遇が異なる場合も。ただ、その分責任や仕事に対する負担が軽かったりはするので、そういった諸条件も納得の上、派遣を選ぶなら問題ないでしょう。

景気の影響を受けるケースも

派遣という働き方は、景気の影響を受けやすい働き方ともいえます。直接雇用の社員を大勢雇っている会社が、もし景気の影響を受けて経営が難しくなった場合、まず人員整理をするのは外部スタッフである派遣社員です。そうなった場合、派遣スタッフの雇い主である派遣会社はもちろん新しい職場を探そうとしてはくれますが、社会的に不景気な場合、そう簡単には新しい仕事を見つけられないケースも。ただ、不景気のあおりを受けるのは派遣社員だけでなく、正社員であっても同様です。そういった意味では、ある程度仕方がないと割り切ることも必要といえるでしょう。

派遣として働くデメリットは、派遣登録した際に予測できる範囲のことばかりです。ですから、自分のライフスタイルに合わせた働き方を最優先させたいと考えて、敢えて派遣を選んでいるのなら、問題はないでしょう。派遣は、それにも勝るほど、自由度の高さが魅力ともなる働き方なのです。
                    

登録型派遣でおすすめの職種

それでは、登録型派遣という働き方で特におすすめしたい職種についてご紹介しましょう!

オフィスワーク系のお仕事

オフィスワーク系のお仕事は、案件数自体多く、経験を重ねることでキャリアアップしやすい仕事といえます。未経験からでもスタートしやすい仕事であるという面でも、魅力的に感じられる方も多いとか。「まったく社会経験がない」という方は、未経験OKのオフィスワークにまず応募して、採用されたら経験を重ねながら、派遣会社が実施している研修などを積極的に受けることをおすすめします。

そうするうちに、スキルもキャリアもアップしていき、オフィスワークのお仕事のなかでも時給が高い案件などにトライできるようになっていきます。またMOUSなどの資格試験もありますから、第三者に自分のスキルを証明してもらういい機会だと思って、資格試験に挑戦してみるのもいいでしょう。

より専門知識を持ちたいと思うなら、経理事務や貿易事務、医療事務などにトライするのもおすすめです。未経験から挑戦しやすく、少しずつでも確実にキャリアアップできるオフィスワーク系のお仕事は、登録型派遣として仕事をしたい方に特におすすめのお仕事といえるでしょう。

アパレル・コスメ販売員のお仕事

女性の憧れでもあるアパレル販売員や、コスメ販売員。「一度は経験してみたいけれど、正社員として仕事をするには自分に向いているかどうかも分からないし」と迷われる方も多いお仕事です。そういった理由から「まずは派遣で経験をしてみよう!」と挑戦される方が多く、人気のお仕事となっています。

派遣として経験する中で、接客業の面白さに気づいたという方も多く「天職に出会えた!」とお仕事を継続される方も。また、さまざまなショップを経験することでノウハウが身につき、ステップアップしていくことも可能なお仕事です。一度挑戦してみたかった!という方には、まず派遣という働き方でのトライをおすすめします。

テレフォン・オペレーターのお仕事

派遣のお仕事のなかでも案件数が多く、ニーズが高いテレフォン・オペレーターの仕事。
インバウンドという受信専門のコールセンターと、アウトバウンドという発信専門のコールセンターがありますので、自分がどちらに向いているか経験しながら選ぶのもいいでしょう。

テレフォン・オペレーターの仕事は、インバウンドでもアウトバウンドでも、お客様と声だけで対話する仕事となります。ですから、丁寧な対応や心遣いが非常に重要な仕事であるため、研修制度が非常に充実している傾向にあります。

基本的なビジネスマナーや、敬語などを身につけることもできるため、お仕事デビューにはぴったりの職種といえるでしょう。対応に困った時は、センターの責任者であるSVが対応してくれるので、心配しすぎる必要はありません。コールセンターの仕事は、比較的時給が高めに設定されているケースも多いため「しっかり稼ぎたい!」方におすすめの仕事といえるでしょう。

また、短時間勤務などが可能なのも、コールセンターのお仕事の魅力。24時間オープンしているコールセンターなどでは、シフト制をとっているところも多く、自分の都合に合わせて働きやすい環境となっています。また、夜間シフトや早朝シフトの場合は、時給がプラスされるという嬉しいオプションも!自分の都合に合わせて、しっかり稼ぎたい方におすすめのお仕事です。

登録型派遣でおすすめの人材派遣会社一覧

続いて、登録型派遣に登録するならぜひチェックしてほしい人材派遣会社をご紹介します。

スタッフサービス株式会社

スタッフサービスは、常時1万件以上の豊富な求人情報を誇っている人材派遣会社です。
業界内屈指の営業力を誇る営業マンの努力により、この案件数を実現できました。また、大手ならではの充実した研修制度で、派遣デビューの方たちを数多くサポートし「優秀なスタッフ」として育て上げています。

じゃらんやIndeed、ホットペッパーなどを運営しているリクルートグループの一員なので、あらゆる意味で安心して就業することができるのも、人気のポイント。大手ならではの手厚いサポートや、福利厚生サービスは、やはり嬉しいですよね。日本全国に展開しているので、自分の住んでいるエリアに近い派遣先を見つけやすい派遣会社です。

パーソナル株式会社

パーソナル株式会社は、アパレル派遣に強い派遣会社です。人材派遣事業をスタートさせて50年以上の実績を誇り、販売職専門の人材派遣会社として日本全国で展開。たくさんの販売員が活躍しています。未経験からでも接客販売の基礎からしっかりと研修を実施。発展・応用、そして売り場を想定してのトレーニングまで、未経験からの販売業デビューをサポートします。求人数は、全国500ブランド以上。あなたの希望に叶う就業先がきっと見つかります!

ヒューマンリソシア株式会社

ヒューマンリソシアは、25年もの間業界でも大手として知られている資格取得スクール『ヒューマンアカデミー』グループの人材派遣会社です。スクールが母体なだけあって、とにかく研修制度が充実しているのがヒューマンリソシアの強み。

派遣スタッフに対するスキルアップ講座を多く提供しており、Word、Excel、PowerPoint、AccessなどのOA基礎講座や、CAD講座などのステップアップNEXTなど、豊富な研修を展開。スタッフが自信をもって就業できるよう、手厚いサポートを実施しています。

いざ、派遣先企業で就業するとなった時に、すぐにでも研修で習得したスキルを使えるように、実践を意識した研修が多いのも、心強いですね。未経験から派遣デビューを目指すという方に、ぜひチェックしてほしい派遣会社です。

ライフスタイルに合わせて自分なりのベストアンサーを

「登録型派遣」という働き方について、さまざまな角度からご紹介しましたが、いかがでしょうか。派遣という働き方は、自由道の高さと不安定さを併せ持つ働き方です。自分にとって何が大事なのかをよく考えて、働き方を選ぶことが大切といえるでしょう。

仕事」なのか、家庭なのか、勉強なのか、介護なのか、それは、人それぞれ異なります。よく考えた上で派遣という働き方を選ぶのなら、それが最善の選択だったということができるでしょう。

派遣として経験を重ね、仕事を継続していくかたもいらっしゃいますし「今は家庭優先で」というように期間限定で派遣という就労スタイルを選んでいるケースも。人生には、さまざまな変化がつきものです。

そういった変化に柔軟に対応することができるような働き方があるというのは、幸せな時代といえるのではないでしょうか。自分のライフスタイルと照らし合わせて、今はこの働き方がベストと思えるような道を選択することができたら、いいですね。

★おすすめの派遣会社BEST5
以下、大手5社のうちから2〜3社を選んでの複数登録がおすすめです。中でも事務職系のお仕事を希望するのであればテンプスタッフ、女性向けの福利厚生制度を重視するのであればスタッフサービスがおすすめです。

テンプスタッフ
スタッフサービス
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