派遣スタッフの交通費が出る職種と出ない職種から見ておすすめの人材派遣会社についての詳細

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派遣スタッフの交通費が出る職種と出ない職種から見ておすすめの人材派遣会社について

派遣の求人情報をチェックしていると「交通費」が支給されないところが多いことに気づく方もいらっしゃるのではないでしょうか。

派遣の求人情報では、交通費が支給されるところの方が少数派で「交通費全額支給」「交通費1日500円まで支給」など、支給する場合は特別目立つように書かれているのを目にします。

実際、派遣として仕事をする場合、交通費は支給されないケースが多いようです。ただ、職種によっては交通費が支給されやすいものも、存在します。今回は交通費が出やすい職種・出ない職種をご紹介するとともに、派遣の交通費がなぜ支払われないかについてもご紹介しましょう。

派遣はどうして交通費が支給されないの?

派遣という働き方を選ぶ場合、交通費支給はもとから諦めているという方も多いのではないでしょうか。派遣は確かに、時給はアルバイトやパートとは違って高く設定されている傾向にあります。

そのため「交通費くらいは、自分でだそうかな」と考える方も多いのです。ですが、それが毎日のこととなると、実際にはかなり大きな出費となっていることも。例えば、片道250円の電車賃だったとしても、毎日500円の出費となります。

フルタイム勤務なら1週間で2500円、1ヶ月ではなんと一万円もの出費に。このように考えると、交通費が支給されていないととても損をしている気持ちになりますよね。

「正社員やアルバイト、パートさんだって支給されているのに、どうして?」という気持ちになるかもしれません。なぜ、派遣会社は交通費を支給しないのでしょうか。

実は、派遣スタッフに対しては交通費の支払い義務というものが特に定められていないというのが大きな理由の一つです。福利厚生の部分において「各種保険」「有給休暇」「育児休暇」などは、基本的に労働基準法に則って設定されています。

これらは、派遣スタッフを守るために設定されていて当然の福利厚生と言えるでしょう。それに対して、交通費に関しては会社として設定することが義務付けられていません。ですから、基本的に「支給しない」としている派遣会社が多い傾向にあります。

気になる派遣会社サイドの言い分は?

とはいえ、派遣会社が支給していないつもりでいるかと言うと、そうとも限りません。派遣会社としては「派遣スタッフの交通費は、時給に含まれている」という考え方をしていることも多いのです。求人情報に「交通費支給なし」と書かれていると、ちょっとがっかりする人も多い傾向がある中、なぜ派遣会社はそのようなことをするのでしょうか。

「交通費支給」にすること自体は実は簡単

派遣スタッフのお給料というのは、派遣先企業からもらっている派遣料金から支払われます。実は、その派遣料金の内訳を変えれば、交通費を支払うことは難しくありません。一つ、具体例を挙げてみましょう。

派遣先企業から派遣会社に対して、時給2200円支払われている案件があったとします。派遣会社から派遣スタッフに対して実際に支払われている時給が1500円だった場合、交通費を支給したいと考えれば時給を1400円に設定し直し「交通費1日800円まで支給」と記載すればいいことなのです。

そのように記載されていると「交通費が支給される案件だ!」と喜んで申し込みをする方も、実際にいらっしゃるでしょう。ですが、実際は時給が100円マイナスされている分、交通費として1日800円まで支給するだけのこと。派遣会社としては、痛くもかゆくもないという訳です。

「だったらどうして、交通費支給にしないの?」と不思議に思われるかもしれません。それは、なぜなのでしょうか。派遣会社は、膨大な人数の派遣スタッフを抱えています。案件ごとに交通費の設定が異なり、派遣スタッフ一人ひとりの交通費を計算して支払おうとすると、それはとてつもない手間となってしまうというのは、想像がつくのではないでしょうか。

交通費の管理や計算に時間を取られることは、派遣会社としてはあまり望ましくないもの。そういった考えから「交通費支給なし」と一律で決めてしまう派遣会社が、多い傾向にあるのです。

「交通費なし」と書かれていても、その分時給が高く設定されているケースが多いもの事実としてあります。「交通費は、時給に含まれています」というのが、派遣会社サイドの言い分と言えるでしょう。

こういった事情を知ると、単純に「この案件は交通費を払ってくれる」と喜んでもあまり意味がないケースが多いということが、お分かりいただけたのではないでしょうか。交通費が支給されている分、よく見ると、他のお仕事に比べて「時給が低めに設定されている!」ということもあるのです。

交通費支給の有無よりも、トータルで見た時にどちらの方がお給料は高くなるかを冷静に判断することをおすすめします。

時給が下がって「交通費あり」と時給が高い「交通費なし」どちらがお得?

一概にはどちらが得とは言えないこの二つですが、具体的にどちらが得になるのかを計算することは可能です。ここでは、例を挙げてみてみましょう。

以下のような二つの条件案件があったとします。

■時給1400円(交通費込み)
■時給1300円+交通費(月額15000円まで支給)

1ヶ月の定期代がちょうど15000円だったと仮定しましょう。土曜・日曜・祝日休みの週5日勤務の場合、どちらが得なのでしょうか。給与を試算するには「時給×1日の勤務時間×1ヶ月の勤務日数」に、それぞれの数字を当てはめます。

まずは、時給1400円だった場合です。

■1400×8×20=224000

次に、時給1300円の場合を見てみましょう。

■1300×8×20=208000

この208000円に、15000円プラスすると、お給料の合計は「223000円」になります。

この場合に関しては、交通費込みの方が少しだけお給料としては高くなることがお分かりいただけたでしょうか。ですが、その差額はわずか1000円。「思ったよりも、差は大きくないんだ」という印象ですよね。ただ、交通費は「非課税」となります。税金面では、交通費が別途支給となっていた方が得をすることもあるということです。

このように案件や実費としてかかる交通費など、条件がさまざまとなっていますから、やはり一概にどちらが得とは言えいにくいのが、派遣の交通費問題と言えるでしょう。ただ、派遣スタッフの要望を聞き入れる形で、以前よりも「交通費支給」という案件が増加傾向にあることは、確かです。

「交通費支給」となっている場合の上限とは

「交通費支給」と書かれている場合、どのくらいの額まで支払ってもらえるのか気になりますよね。こちらも派遣先企業と派遣会社で相談し、決めることですので、案件次第で変わってきてしまいます。

ただ、多くもらえるケースでも上限は2万円程度、と考えておいた方が無難です。一般的によく目にするのは「1ヶ月1万5千円まで支給」という文字。支給してもらえるとしても、その程度の額であるということを認識しておきましょう。

「1万5千円も支給してもらえるの?」と思うかもしれませんが、20日×1日2回で計算してみると、片道375円までの支給となります。一度乗り換えをして、電車を2本乗るような通勤ルートだと、簡単にそのくらいはオーバーしてしまう額ですよね。

交通費支給であることに喜んでしまい、それが実際にどのくらいカバーしてくれるかをうっかり考えないなんてことがないように、きちんと計算してみることをおすすめします。

また、ごく稀に派遣先企業が全額交通費を支給してくれるというケースも存在します。高いスキルや専門知識を有している派遣スタッフを確保したい場合に、派遣先企業が提示してくる条件としてそのようなものが含まれていることが、時折あるのです。

派遣会社としては、派遣料金の中にすべてが含まれる場合は売り上げに関わる問題となりますから、いろいろと調整が必要となる問題となります。ですが、派遣先企業が負担してくれると言うのなら、何の問題もなく「交通費支給」の案件とすることができるのです。

その場合は、採用された派遣スタッフの交通費を実費として支給するため、上限は特に設けられません。優秀な派遣スタッフを確保するためには、派遣会社も、派遣先企業も、お金を惜しまないというケースもあるのです。

ここで一つ、注意すべきポイントがあります。「交通費をもらっている場合は、そのルートできちんと通勤をしましょう」ということです。

自転車で10分の距離だから、と自転車や徒歩で通勤し、交通費をごまかすようなことがあってはいけません。

申告しているルートで事故に遭った場合は、労災が下りることになっています。ですが、交通費をごまかそうとして徒歩や自転車で通勤し、怪我をしたとしましょう。まず、交通費をごまかしていたこと、そして通勤ルートも偽っていたことが大きな問題となります。

学生のアルバイトとは、訳が違います。社会人として責任ある態度を、しっかりと示しましょう。せっかく交通費全額支給という好条件の案件に就くことができたのに、そんなことで信頼を失ってはもったいないですよね。当たり前のことですが、通勤は申告している手段で、正しいルートでするようにしましょう。

気になる場合は派遣登録時に確認を

「交通費の有無が、どうしても気になる」そんな場合は、派遣登録する際に、派遣登録説明会で派遣会社の方に確認しておくことをおすすめします。

ただ、世の中の流れとして、派遣会社のホームページに「交通費別途支給します」と特別記載されていない場合は、基本的に交通費支給なしというケースが多いと理解しておきましょう。

その上で、どうしても確認しておきたい場合は、質問しておくのもいいかもしれません。「どうしても交通費支給のお仕事がしたい」と伝えておくと、交通費支給の条件が優先度として高い派遣スタッフなのだと認識されることになります。

ただ、交通費別途支給の案件自体があまりないというのが、派遣業界の風潮です。交通費にあまりにもこだわりすぎてしまうと、お仕事に就くことができないということも考えられます。

交通費支給にどうしてもこだわりたい場合は、派遣ではなくアルバイトやパート、正社員を目指した方がいいかもしれません。

派遣の場合「うちの会社は、一律交通費支給します」「一律で交通費は支給しません」というスタイルをとっている会社はほとんどありません。派遣先企業とのやり取りから決まるケースがほとんどなので、ケースバイケースというのが正直なところでしょう。ですから、質問しても「案件次第です」という回答が多いことが予想されます。

そうなると、大切なのは派遣先企業が決まり、最終的に結ぶ契約内容です。契約書をよくチェックし、交通費に関してどのように記載されているかを確認するようにしましょう。交通費に関して何も書かれていない場合は、今後の活躍次第で交渉の余地があるかもしれません。

「個別では支給しません」というようなことが書かれている場合は、仕事をスタートさせて良好な関係を構築できたとしても、交通費支給に結びつけるのは難しいかもしれないでしょう。


ただ、時給に関しては、しっかりと会社に貢献していれば見直しをしてもらえる可能性は十分にあります。交通費にこだわらず、時給を上げてもらえるように仕事に励むというのも、一つの方法と言えるのではないでしょうか。

「時給に交通費が含まれている」ことと「交通費支給」の違い

これまで、交通費が時給に含まれているという派遣会社の主張と、交通費を別途支給してくれるケースがあるということをご紹介してきました。では、交通費に時給が含まれている場合と、交通費が別途支給される場合で、どのような違いがあるのでしょうか。

先ほどもご紹介した通り、交通費なしとはいえ実質的に交通費は時給に含まれているという考え方をしている派遣会社が多い傾向にあります。

ですが、実際には別途交通費が支給される場合と、交通費が時給に含まれている場合では、大きな違いがあります。それは、働き方次第でお給料が大きく変動するということ。「そんなことあるの?」と、驚かれるかもしれませんが、実はあるのです。意外と見落としがちなこのポイントについて、具体的な例を挙げて見ていきましょう。

例えば、子育て中の主婦が時短勤務を希望したとします。交通費別途支給の場合は、1日4時間、週4日勤務をしたとしても、交通費に関しては特に問題ないということはお分かりいただけるでしょうか。別途支給されるのですから、週に何回行っても、派遣スタッフ自身の懐は痛まないということです。

それに対して、交通費が時給に含まれている場合に同じ働き方をすると、1週間に必要となる交通費が大きな負担となってしまうことがお分かりいただけるでしょうか。出勤日数を減らして、一度の勤務時間を延ばす――つまり、1日8時間勤務を2回という形で出勤した方が得ということになるのです。

ただ、家庭の状況や、派遣会社サイドの条件などさまざまな問題をクリアしなくてはなかなか難しい働き方かもしれません。それに、ここまで極端なシフトを組んでもらうのは、現実的ではないかもしれません。

ですが、交通費の問題が絡むとこういった視点も必要になるのです。このように、交通費別途支給と、交通費が時給に含まれる場合とでは、勤務スタイル次第でお給料が大きく変動するのだということを、理解しておきましょう。

短時間、頻繁に出勤する場合は、交通費別途支給がベター、週3日でOKといった案件であれば、出勤したら一度の勤務時間を長くするとよりお得になるということを、頭の片隅に置いておくことをおすすめします。

交通費は「全額支給」「一部支給」「支給なし」のいずれかがスタンダード

先ほども少しご紹介しましたが、交通費というのは派遣先企業から支払われる派遣料金の中から内訳を変えて支払われるのが一般的です。ですが、稀に派遣先企業が「交通費は別途支給しましょう」と言えってくれる案件もあります。そういった場合は、派遣求人情報に「交通費全額支給」と書かれていることが多いようです。

交通費には「交通費全額支給」「交通費一部支給」「交通費支給なし」の3つの扱われ方をするのが一般的です。この中でも「全額支給」と記載されている場合は、派遣先企業が支払ってくれていることが多くあります。

派遣会社が派遣先企業と交渉する際「派遣料金のアップ」ではなく「派遣スタッフの交通費を全額支給して欲しい」を依頼するケースもあるようです。この場合、派遣スタッフがどこに住んでいても、交通費を全額派遣先に請求することができます。こうすることで応募者を増やし、優秀な人材を確保したいという狙いが派遣会社にはあるのです。

また、派遣料金の中で時給と交通費を検討する必要がないため、派遣会社のさまざまな処理も簡単になるというメリットがあります。「一部支給」や「支給なし」の場合は、派遣会社が派遣先企業から受け取った派遣料金の中でやりくりをすることが多いようです。

交通費は「非課税」

また、先ほども少し触れましたが交通費は非課税、つまり税金がかかりません。所得税は給与にかかってくるものとなりますから、時給が低く設定されていても、交通費支給の方が少し得をするケースも存在します。

フルタイム勤務ではなく1日4時間の時短勤務だった場合は、時給から100円マイナスされるよりも1日800円の交通費をもらった方がプラスになりますから、交通費支給を選んだ方が少し得になります。

このように仕事をする条件や税金のことなど、複雑な事情があるため、派遣会社は「交通費支給なし」とひとくくりに決めているケースが多いのです。

「交通費支給あり」「交通費支給なし」どちらを選ぶ?

では、結論として「交通費支給あり」と「なし」、どちらの案件を選ぶのがいいのでしょうか。時給が100円高く設定され交通費支給なしの場合と、時給が100円低く設定されているけれど交通費支給ありの場合、一つの目安となるのが「800円」です。

交通費は、実際にかかる費用が支払われます。もし、1日の交通費が800円以下の場合「交通費支給」の案件を選ぶと、少し損をしてしまうということになりますね。そういったことまで考えて、交通費についてよく検討しましょう。

勤務先と自宅が近く、交通費があまりかからない場合は「交通費なし」で、時給が高く設定されている方がお得ということになります。

「交通費なし」の職場なら家の近くを!

交通費が支給されないことが分かっている場合は、職場を出来るだけ自宅近くから選ぶというのも大切なポイントであるということを、忘れないようにしましょう。派遣の場合は、交通費が支給されない方が多いと考えて、あらかじめ仕事を探す際に自宅近くのエリアを限定して探すようにするといいでしょう。

派遣登録説明会時にも、派遣会社から「希望エリア」について確認されると思います。
その際にも、自宅近くを希望していると伝えることをおすすめします。派遣は時給が高いというイメージがあるため、つい「交通費くらいは支給されなくても仕方がないかな」と思ってしまいがちな方も多いようです。

でも、よく考えてみると、通勤には交通費だけでなく、時間もかかっています。毎日、コンスタントに通勤に時間を取られるということは、かなりマイナスになってしまうのです。

例えば通勤に毎日1.5時間かかっていたとします。フルタイム勤務の場合1週間で7.5時間、1ヶ月にすると30時間となります。都心に住んで、通勤が30分で済むことになった場合、1週間で2.5時間、1ヶ月で10時間程度となります。

20時間も、時間に余裕ができるということなのです。この20時間があれば、空いた時間にスキルアップのための勉強をしたり、プライベート時間を充実させることができたりします。

通勤電車に揺られて、会社に到着した時点でもう「疲れた」とならないということは、効率よく仕事をすることができるということ。職場が自宅に近いというのは、大きなメリットとなるのです。

もし、長期契約の仕事になることが分かっていて、一人暮らしなどをしていて身軽な場合は、職場の近くに引っ越しをするというのもいいでしょう。家賃は上がってしまうかもしれませんが、例えば空いた時間にアルバイトをしてしまえば、その分くらいは稼いで埋めることができるかもしれません。

時間、コスト、さまざまな面から考えて、派遣先のエリアを検討し、派遣会社に伝えておくことが、後になって「交通費が大きな負担になって困る」というような事態を避けるコツと言えるでしょう。

派遣スタッフの交通費が出ない職種

では、ここからは派遣スタッフの交通費が一般的に出にくいとされている職種についてご紹介しましょう。

○試食販売員
○引越スタッフ
○イベントスタッフ
○製造業

交通費が出ない職種の特色としては、短期契約のものや派遣先が毎回変わる仕事などが挙げられます。

引っ越しスタッフや、コンサートなどのイベントスタッフ、スーパーやデパートでの販売員の仕事は特に、毎回派遣先が異なることが想定されます。

そのようなスタッフを複数抱えている場合、交通費の計算というのは非常に複雑なものになることは、想像できるでしょう。

こういった事務処理の複雑化が、交通費を支給しない理由の一つとなっています。また、引っ越しスタッフや体力を使う仕事の場合、時給を特に高く設定した方が、人が集まりやすいという面もあります。

交通費を支給することにして、その分時給を下げてしまった結果、人が集まらない事態となっては、派遣会社としても困ってしまうのです。

短期の仕事に関しては、交通費よりもその日給の高さに注目が集まりやすいので、敢えて交通費支給よりも高い日給・時給を打ち出しているという面もあるでしょう。

派遣スタッフの交通費が出やすい職種

続いて、派遣スタッフの交通費が比較的支給されやすい職種をご紹介します。

○看護師
○図書館司書
○大学事務

継続して仕事をすることが前提となるような職種の場合、交通費が一部支給されるパターンも多いようです。また、ある程度専門的なスキルが必要になる職種も「長期で仕事をして欲しい」という派遣先の考えからか、交通費が支給されやすくなっています。

また、もともと専門的な知識が必要な職種であるため、派遣料金を高めに設定しやすい職種でもあるため、派遣会社としてもそこから交通費を捻出しやすいという側面も。

特に、看護師や図書館司書といった有資格者に対する求人は件数が多いため、条件が充実していないと人が集まりにくいという面もあります。そういった事情で、交通費支給されやすい職種と言えるでしょう。

派遣スタッフの交通費が高額な職種

最後に「全額支給」とされるような、高額な交通費を支給してもらいやすい職種をご紹介しましょう。

○エンジニア
○研究開発

派遣先が交通費を全額支給してでも優秀な人材を確保したいと考える職種になっていると言えるでしょう。この場合、派遣会社が派遣料金から全額負担しているケースと、派遣先企業が派遣料金とは別に全額負担している場合があります。

どちらにしても、優秀な人材を確保するためには、多少の出費はいとわない姿勢が感じられると言えるでしょう。やはり「専門職は強い」ということができるのではないでしょうか。

交通費が出ない場合、自腹でどれぐらいまでなら自分で払う?

交通費が出ない場合は、自分が交通費を支払うことになります。その場合、みなさんいくらくらいまでなら自腹で払うのをOKとしますか?よく耳にするのが「1時間分のお給料くらいまで」という声です。

時給1200円なら、1日の交通費が1200円くらいまで、ということ。それ以上になると、少し考えてしまう方も多いようです。

また、時給から交通費をマイナスして検討するという方もいらっしゃるようです。例えば、時給が1400円、交通費が1日900円かかるとしましょう。まずは、日給を算出します。

1400×8=11200

続いて、その日給から1日分の交通費をマイナスしましょう。

11200−900=10300

1日分の交通費を引いた分から、改めて時給を計算します。

10300÷8=1287.5

こうすると、交通費を除いた時給が1287円ということになります。こうして計算した時給が、自分の中で設定している最低時給よりも高ければ、その仕事を受けるという考え方もあるようです。

先ほども述べたように、派遣登録をする際に聞かれる「希望勤務地」については、熟慮する必要があります。交通費のことまであまり考えずに「このあたりのエリアなら」と答えてしまったり、憧れの街を思い浮かべて「このエリアで働きたい!」と、簡単に回答したりする方も多いようですが、これは非常に重要な条件の一つ。

しっかりと考えて、回答するようにしましょう。乗り換え回数が少ないところ、もし可能であれば乗り換えなしの一本で行けるところの方が移動も楽ですし、交通費も安く抑えられます。

たとえ「片道140円、往復でも280円」の初乗り料金だったとしても、それが1週間、1ヶ月、1年となれば、とても大きな出費となるということを、忘れてはいけません。

一つの方法として「下り方面」で仕事をするという選択肢も

郊外に住んでいて、都心まで通勤は可能だけれど、派遣という働き方を選んだら交通費が嵩むようになってしまった――そういったケースでは、少し考え方を変えてみるというのも一つの方法です。

電車ではアクセスしにくいけれど、バスや車なら行きやすいエリアというものもありますよね。例えば下り方面で就業できる職場はないのか、考えてみましょう。自転車や車で通勤OKのところであれば、多少費用を押されえられるケースも十分あるのです。

交通費は毎日のことですから、よく検討し、何か解決策がないかを考えてみましょう。自転車通勤や車通勤は、派遣会社と派遣先企業の許可が必要です。駐車場や駐輪場の問題もありますし、通勤途中で事故にあった場合の労災の問題も生じます。

もしも、車通勤や自転車通勤を検討する場合は、あらかじめ派遣会社と派遣先企業に許可を得ることを忘れてはいけません。これを忘れて、通勤途中に事故に遭ってしまうと、思っている以上に大変なことになります。

「無断で車通勤をしていた」「自転車通勤をしていた」となっては、あなたの信用問題にもなりますので、注意が必要です。

また、住んでいるエリアによって職種に偏りが出てしまったり、都心方面に行った方が、職種が豊富で、仕事を選ぶことができたりするなどのメリットも確かに存在します。自分にとって、交通費のかからない派遣先企業でコツコツとモノづくりなどに取り組んでしっかりお金を稼ぐことが重要なのか、それとも多少交通費が嵩んでも都心方面に出てオフィスワークや、自分のスキルを活かした仕事をしたいのか、よく検討しましょう。

自分にとってどちらがより魅力的なものなのかをよく考えて、仕事を選ぶようにすることが大切なのです。

地域密着型の派遣会社を利用する!

自宅近くのエリアの派遣会社を探そうと思っても、郊外に住んでいるのに都心の派遣会社を利用していては難しい面もあります。そういった場合は、自分の地元にある地域密着型の派遣会社を利用するという方法がおすすめです。

大手優良派遣会社は基本的に都心方面に拠点が多いため、案件自体も都心エリアに集中している傾向にあります。それに対して自分が住んでいるエリアにある派遣会社なら、そのエリアの企業とつながりが強く、案件も数多く持っていることが想像できますよね。

交通費を節約するために自分が住んでいるエリアに近いところで仕事をしたいと考えるなら、地元にある派遣会社をまずは覗いてみるようにしましょう。郊外にある派遣会社の場合、保有している案件はやはり地域に根ざした企業が多い傾向にあります。

つまり、自宅に近い職場と出会える確率がアップするということです。自分が探してもなかなか見つけられなかったような求人も、派遣会社はしっかりと持っているもの。

地域密着型の派遣会社に登録して、通勤時間も交通費もあまりかからない職場を探すのも、交通費の悩みをクリアにする一つの方法と言えるでしょう。

派遣スタッフが交通費支給を交渉するならどうすればいい?

派遣として仕事をスタートさせて、やはり交通費が出ないのは厳しいと感じた時、派遣会社の営業マンとの面談で「交通費を支給してもらうことはできますか?」と相談したいと考える方も多いかもしれません。

ですが、気軽にこの話をすることはおすすめしません。相談するなら、ある程度根回しをしてから、スタートさせるべきです。それでは、具体的にどのようなことをしておいた方がいいのか、見ていきましょう。

まずは、自分がある程度派遣先企業に評価されているという確証を持つこと。「このスタッフは、しっかりと派遣先企業に貢献している」と評価されていれば、交通費に関する交渉にも応じてくれることが期待できます。

更新のたびに時給アップの話がくるというのが、一番分かりやすい自分に対する評価です。ただ、3ヶ月の更新のたび、毎回昇給するようなことはまずないでしょう。そうなると、営業マンから自分は派遣先にどのように評価されているかを聞き出すことも、大切です。

営業マンからの評価を聞き、ある程度信頼されて仕事を任されている実感があれば、交渉をしてみるのもいいでしょう。

ここまでの内容から見て交通費ありの派遣求人探しにおすすめの人材派遣会社

最近は、以前に比べて「交通費支給」「交通費一部支給」という案件も、増加傾向にあります。お仕事検索をする際に、ボックスにチェックをすれば簡単に検索することが可能です。それでは、交通費ありの派遣のお仕事が充実している派遣会社をご紹介していきましょう。

アデコ

アデコは、実は世界でもトップクラスの規模を誇る人材派遣会社です。60か国、5100拠点を展開しており、日本でも北は北海道から南は沖縄まで、全国に拠点を設置。都心部だけでなく、全国に根ざしたサービスを展開しています。

外資系ということもあり、福利厚生が充実していることでも有名で、交通費支給案件の取扱件数も非常に多いのが特徴の一つ。また、派遣スタッフにたいする責任範囲が広いのも特徴の一つで、派遣先企業とのあらゆる交渉ごとをはじめ、派遣スタッフのキャリア相談などにも熱心に対応してくれるので、安心して就業することができる派遣会社です。

「交通費支給の仕事がしたい」と思ったら、まずは登録してみることをおすすめします。

>>アデコの公式サイトはこちら

パソナ

パソナは、時給の高さに定評のある人材派遣会社です。その分、優秀な派遣スタッフが集まっており、派遣登録後も2年に一度更新が必要となっています。

更新時には、スキルチェックも再度実施されると言うのですから、スタッフの選別には力を入れていると言えるでしょう。

パソナに登録し、就業しているスタッフは、それだけである程度信頼できるスタッフだと、派遣先企業も認めています。

派遣スタッフを大切にする社風でも有名で、派遣登録するためには一定のスキルは求められますが、登録できた場合はさまざまな意味で厚待遇な中、安心して就業することができる人材派遣会社と言えるでしょう。

>>パソナの公式サイトはこちら

パーソルテンプスタッフ

パーソルテンプスタッフは、女性に優しい派遣会社として評価が高い人材派遣会社です。創業者が女性ということもあり、きめ細やかなスタッフに対するサービスには定評があり、派遣のお仕事デビューでも安心して仕事に取り組むことができる環境となっています。

「働くママ支援」にも力を入れているので、さまざまなライフイベントで働き方を見直す必要が出てくる女性に足して、さまざまな形で働くことを実現してくれる人材派遣会社と言えるでしょう。

時代のニーズを反映して、交通費支給の案件も増加傾向にあります。派遣会社選びに迷ったら、まずは一度オフィスに足を運んでみることをおすすめします!

>>パーソルテンプスタッフの公式サイトはこちら

スタッフサービス

スタッフサービスは、営業マンの評価がとにかく高い人材派遣会社です。営業マンの評価が高いということは、派遣スタッフに対するサポートやフォローだけではなく、企業からの評価も高いということ。

交渉力が高いので、「交通費支給」を企業にOKさせるスキルも高いということになるのです。この営業力の源は、後ろ盾となるリクルートグループの存在もあるでしょう。大手人材派遣会社なので、派遣先企業もある程度信頼して交渉に応じてくれる面もあると言えるでしょう。

派遣求人情報が豊富なのも、魅力の一つ。常時10000件以上もの求人がありますから、自分の希望により近い案件を見つけることができると評判となっています。

>>スタッフサービスの公式サイトはこちら

まとめ

最近は、派遣スタッフの要望が多いことから「交通費支給あり」の案件が増加傾向にあります。ですが、広告上では「交通費支給あり」となっていても、実際は派遣料金から捻出されているため時給が下がっているなど、さまざまなカラクリがあることがお分かりいただけたでしょうか。

派遣の場合は「交通費全額支給」という待遇が、必ずしも良いという訳ではないのです。派遣先企業を選ぶ際には、交通費のことも考慮の上、よく考えてみることをおすすめします。

「これから派遣会社探しをしよう!」と考えている方は、登録先である派遣会社選びもぜひ慎重に行ってください。「派遣会社なら、どこでもそんなに違いはないのでは?」と思っていたら、それは大きな間違いです。

強い業界や職種があったり、福利厚生に特に力を入れていたりと、派遣会社ごとにカラーは大きく違います。また、自分の自宅近くに派遣会社がないかどうかも、ぜひチェックしてみましょう。

「交通費支給」が本当に自分にとってメリットになるかを、ぜひ一度しっかりと考えてみることをおすすめします。

本質的に考えていくと、派遣として仕事を続けていくなら、待遇の良さよりもやはり時給の高さが魅力と言えるでしょう。交通費は毎日決まった額しか支給されませんが、時給が高ければ残業すればその分しっかりとお給料に加算されます。

そう考えると、派遣スタッフとして仕事をしていくなら、交通費よりもより高い時給を追求すべきではないでしょうか。

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