紹介予定派遣とはの詳細

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紹介予定派遣とは

自分の得意分野で働くことができる、勤務地や勤務時間が選べる、さまざまな経験が積める…などメリットが非常に多い派遣社員。

でも、ふと将来が不安になったり、そろそろ腰を落ち着けて働きたいと思う瞬間があるのではないでしょうか。

今回は、派遣社員という立場ながら、将来は正社員としての雇用が可能な「紹介予定派遣」という働き方についてご説明していきたいと思います。

紹介予定派遣ってなに?

派遣の求人を見ていると「紹介予定派遣」という言葉を目にすることがあると思います。

紹介予定派遣とは、正社員登用を前提とした雇用形態。まず、一定期間派遣社員として働き、その後、派遣先企業と派遣スタッフ(あなた)双方の合意があれば、直接雇用つまり正社員や契約社員に切り替えられるというものです。

「一生働くかもしれない職場を、よく知らないまま選びたくない」「ミスマッチを防ぎたい」そんな双方のさまざまな思いをクリアにしてくれるのが、紹介予定派遣という雇用形態です。

一般派遣と紹介予定派遣の違い

それでは、通常の派遣と紹介予定派遣にはどのような違いがあるのか見ていきましょう。

一般派遣とは?

一般派遣とは「登録型派遣」のことを指します。まず初めに派遣登録会に参加し、あなたの経歴やスキル・希望職種などを登録します。

そして、あなたの条件に合った求人が出た際に、派遣会社から紹介を受け、有期雇用(期間限定の雇用)として、派遣先企業で働きます。

通常派遣の場合、派遣先企業が派遣スタッフを面接して採用・不採用を決めたり、履歴書を見たり、年齢や性別を確認することは、派遣法で禁止されています。「面談」や「顔合わせ」はありますが、これはあくまでも派遣先企業と派遣スタッフの意思確認の場ということになります。

紹介予定派遣とは?

紹介予定派遣も、派遣登録会に参加し、登録をするところまでは一般派遣と同じです。

異なるのは、将来的に直接雇用することを前提とした求人であるかどうかです。紹介予定派遣の派遣期間は最大で6ヶ月。平均すると、だいたい3ヶ月の派遣期間を経て、正社員に登用されるケースが多いようです。

この期間中に、派遣スタッフと派遣先企業がお互いマッチングするかを見極め、派遣期間終了時に直接雇用に切り替えるかどうかを決定します。いわゆる、お試し期間のようなものと言えるでしょう。

派遣社員が正社員を希望しても、派遣先企業が正社員としての採用を希望しても、どちらかが断れば不成立となります。お互いをよく知った上での採用となるため、ミスマッチが少ないとされています。

また、通常派遣では、派遣勤務開始前に派遣先企業と派遣スタッフが事前面談をしてはいけないことになっていますが、紹介予定派遣の場合は、企業から求められれば、履歴書提出や、事前面談が実施されます。

紹介予定派遣は、のちのち正社員として採用される前提があるため、企業側も事前選考をある程度必要とするためです。

紹介予定派遣の手数料はどれぐらい

紹介予定派遣は、登録型派遣よりも手数料がかかりそうなイメージですが、実際はどうなのでしょうか。

まず、紹介予定派遣が企業にもたらすメリットについて、考えてみましょう。

紹介予定派遣は、通常の採用活動とは違い、コストがかかりません。求人募集の広告や、電話やメール・ウェブ上での志望者とのやり取り、説明会、選考といったステップを企業側は全て省略することができるのです。

また、社員として雇用する前に、派遣としての就業期間があります。この間にじっくりとスタッフのスキルや人となりを確認することができるため、初めから正社員として採用するのとは違い、教育や研修費などのコストも削減することができます。

このように様々なメリットがあるのですから、手数料も一般派遣とは違いが出てきます。

ただし、発生するのは紹介予定派遣の派遣スタッフを正社員として採用した時。手数料の額は派遣会社により異なりますが、目安としては直接雇用することになった派遣スタッフの年収2、3割というのが相場と言われています。

しかし、これは派遣先企業と派遣会社との間に発生する手数料。派遣スタッフには、登録する際も、就業先が決まった際も手数料は一切かかりません。

紹介予定派遣のメリット

では、紹介予定派遣にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

ミスマッチが防げる

派遣スタッフとしては、仕事内容はもちろん、職場の雰囲気や人間関係、企業の経済状況などを知ってから入社できるのは大きなメリットです。

通常の転職活動を経て就職した場合、いざ働き始めたら仕事内容が自分には合わなかった、会社の雰囲気や待遇が想像していたのと違った、といったことが起こる可能性も少なくありません。

また、採用する側の派遣先企業としても、ゼロから求人をするよりも相手の人となりやスキル、仕事ぶり知った上で、社員として活躍してもらいたいと思える人物を採用することが可能です。紹介予定派遣は、お互いにミスマッチを防ぐことができる就業形態と言えるでしょう。

採用までの過程がスムーズになる

通常、正社員として採用されるまでは多くの過程を経なければなりません。

まずは、求人情報サイトなどで仕事を探し、会社の業務内容などをチェック。そして履歴書や職務経歴書を書いて提出。その後、書類審査や筆記試験、人事面接、役員面接、社長面接などいくつもの選考過程があります。

一方、紹介予定派遣の場合、企業はあらかじめ希望のスキルや経験などを派遣会社に伝え、条件に合った人材を紹介してもらうため、試験や書類選考などを省略することができたり、面談の回数も少ないでしょう。

このように紹介予定派遣は通常の新卒や転職に比べ、就業までの過程がスムーズです。

大手企業に就業できる可能性がある

通常の就職活動を得て入社することが難しい商社やメーカーなどの有名企業・大手企業であっても、紹介予定派遣であれば入社できる可能性が高くなります。

もちろん紹介予定派遣だからといって、そういった企業の求人数が特別多いわけではありませんが、自分で見つけることが難しい企業と出会うことができるという点も、紹介予定派遣の魅力です。

紹介予定派遣のデメリット

紹介予定派遣として派遣されたとしても、必ずしも正社員になれるわけではありません。

派遣先企業は、派遣として勤務している間にそのスタッフの業務遂行能力や、適性などを見極めます。

つまりこの期間は、企業にとっての試用期間、派遣スタッフにとっての研修期間や自己アピール期間と考えて良いでしょう。

その期間に思うような仕事が出来なかった場合、正社員採用が見送られることも当然あります。ここで仕事を続けたいと思ったら、精一杯仕事をし、企業側にも認めてもらえるよう努めましょう。

お互いを良く知り、ミスマッチを防ぐための制度ですから、採用される側も、慎重に企業を見極めるようにしましょう。

紹介予定派遣の期間について

紹介予定派遣では、最長で6ヶ月間、派遣スタッフとして派遣先企業で仕事をします。

「正社員になるにはまだ決心がつかないので、派遣期間を延長して欲しい」と思われる方もいますが、派遣法では同一スタッフを、6ヶ月を超えて労働者派遣してはいけないと定められています。

そのため、紹介予定派遣であっても通常派遣と同様、6ヶ月以上の派遣勤務は不可能であり、更新はできません。6ヶ月以内に、双方で正規雇用の合意が得られなかった場合は、契約期間満了にて、契約は終了となります。

また、通常派遣の場合は、契約期間中に雇用契約を変更することはできませんが、企業に直接雇用されることが前提の紹介予定派遣の場合、派遣期間中でも両者の合意さえあれば直接雇用に切り替えることが可能です。

紹介予定派遣の面接や履歴書で気をつけること

通常派遣では、派遣先企業が事前に派遣スタッフの面接を行ったり、履歴書のチェックをしたりすることは法律上禁止されていますが、紹介予定派遣の場合は認められています。

では、紹介予定派遣を希望する際、面接や履歴書で注意すべき点はどのようなものがあるのでしょうか。具体的に見ていきましょう。

派遣経験を評価してもらえる履歴書作成を

紹介予定派遣の場合、企業は、将来的に正社員として活躍して欲しいという観点で履歴書を見ます。履歴書は、自分をアピールするための大切なツールなので、少しでもよい印象を持ってもらわなければいけません。

例えば、それまで通常派遣でさまざまな職場を経験している場合、「ひとつの職場で長く務めるのが苦手なのでは…」という印象を与える恐れもあります。

でも、「さまざまな職場に順応し、どんな仕事もこなすことができる」というのは、逆に言えばひとつの強みでもあります。それぞれの職場でどのような仕事を経験し、どう評価されたか、具体的に書くようにしましょう。

派遣会社によっては、履歴書を書く際のアドバイスをくれたり、添削をしてくれるところもあります。できれば、プロに客観的な目で見てもらうと安心ですね。

事前に履歴書のフォーマットを用意しておく

紹介予定派遣の仕事は一般派遣と違い求人数が少なく、また人気もあるため、割と早い段階で決まってしまいます。

応募したいと思ったら、すぐに行動できるよう、履歴書や職務経歴書は手書きではなく、ワードやエクセルなどでフォーマットを作成しておくことをおすすめします。そして、必要な箇所のみ企業に合わせて手直しすれば、効率的です。

書式は決まっていないので、読みやすさをポイントとして作成するようにしましょう。

派遣会社の担当者と面接の対策をとっておく

通常の採用活動との1番の違いは、事前に派遣会社が自分のスキルや特性、そして人間性についても派遣先企業に伝えておいてくれている点です。

ゼロベースで面接に行くのとは違い、自分のことをある程度理解してくれていることを前提に、さらに踏み込んだアピールができるようにしましょう。

さらに、面接の場でよく企業研究をしているという印象を持たれるよう、応募先企業のホームページにしっかり目を通し、主力商品やサービス、業界での位置づけなどを理解しておくことも重要です。

派遣会社の担当者は、企業がどのような人材を求めているのか、面接ではどのような点に気をつければ良いのかなどを熟知しています。担当者を味方につけ、積極的な情報収集と綿密な面接の打ち合わせを行いましょう。

服装や言葉遣いにも細心の注意を

紹介予定派遣の場合、当然あなたのスキルや能力を重視しての採用となります。しかし、短期派遣と違い、今後長い期間一緒に働くパートナーとしてふさわしい人物かどうかも見極められています。

基本的なビジネスマナーを身につけ、清潔感のある服装や髪形、好感の持てる立ち居振る舞い、丁寧な言葉遣いを心がけましょう。

紹介予定派遣で正社員になれる人となれない人の違い

紹介予定派遣から、正社員として採用されるために必要なもの…それは、まずスキルです。企業としては「即戦力となる人が欲しい」というのが本音。

そういった意味でも、未経験の職種に応募するよりも、今まで仕事をしてきたスキルや経験を活かせる職種に応募するほうが、派遣から正社員になる近道と言えます。

どうしても挑戦したい未経験の職種がある場合も、20代から30代前半くらいまでならと挑戦してみてもいいかも知れません。

ですが、30代後半になったら、新しい職種にチャレンジするのではなく、今までのキャリアを活かせる仕事を考えましょう。

また、キャリアやスキルだけでなく、円滑にコミュニケーションを図る能力があるかどうかも、重要なチェックポイントとなります。

採用に際しては、年齢を質問することはいけないと定められていますが、派遣先企業としては気になるポイントでもあります。例えば、どんなに優れたスキルを持っている人でも、年齢を重ねていることで自分よりも若い人からの指示を素直に聞くことができないようでは、会社としては困ります。

年齢を重ねていても、謙虚な姿勢を忘れない人であれば、問題はありません。円滑な人間関係を構築するスキルは、非常に大切なのです。

紹介予定派遣の給料の支払いや社会保険ってどうなるの?

紹介予定派遣のシステムは、派遣期間を経て、双方の合意が得られれば派遣先企業に正社員として採用されるというもの。では、派遣期間中の給与や社会保険は、どのようになっているのでしょうか。

紹介予定派遣であっても、派遣スタッフとして勤務している期間は派遣会社から給与が支払われます。そして、社会保険も派遣会社のものに加入することが可能です。

最長6ヶ月の派遣期間を経て、正式に派遣先企業に採用された後は、派遣先企業と直接雇用を結ぶことになりますので、給与は採用された企業から支払われることになります。

また、社会保険も同様に採用された企業のものに加入することになります。

女性が紹介予定派遣で仕事するのに人気の職種

女性の場合、家庭やプライベートとの両立を望む人が多いため、平日の9〜17時など規則的に働け、残業や休日出勤の少ない事務系のオフィスワークが人気となっています。

金融事務

銀行や大手保険会社、証券会社などの窓口業務や、電話対応、データ入力などの後方業務を行う仕事です。経験者が歓迎される仕事ですが、一般事務や営業事務の経験があり、ワードやエクセルなどのパソコンスキルがあれば、金融業界自体が未経験でも就業は可能です。

セクレタリー

いわゆる秘書のことを言い、近年とてもニーズの高い職種です。上司が日本人の場合、外国人の場合、また、個人ではなく部署全体のサポート業務を行う「グループ・セクレタリー」というものもあります。

業務内容は、上司や部署のスケジュール管理や資料作成、電話対応、来客対応、その他アシスタント業務全般を行います。OAスキルのほか、外資系企業または上司が外国人の場合は、英語のスキルも必要になります。

営業事務

商社、メーカー、広告代理店、生命保険会社など、様々な業界で営業担当者をサポートする仕事で、紹介予定派遣としての求人も多いのが特徴です。

具体的には、プレゼン資料や請求書・見積書の作成、商品の在庫・納期管理、電話・メール・来客応対などを行います。

営業担当者とのチームワークがとても重要になるため、コミュニケーション能力が必要とされます。また、資料作成やデータ処理の業務も多いため、OAスキルは必須です。

男性が紹介予定派遣でお仕事するのに人気の職種

男性の派遣というと、体力系の製造・工場・軽作業の仕事が人気ですが、紹介予定派遣に関しては、必ずしもそうではありません。

紹介予定派遣の場合、ゆくゆくは正社員となり、長くそこで勤務するということ。体力勝負の仕事では、先々に不安を感じるという方が多いため、製造や工場勤務であっても、将来的には管理する側のポジションとなれるような案件が人気となっています。

また、人手不足が深刻な福祉や介護関連の仕事、元々スキルや資格があることが前提となりますが、IT・エンジニア系の仕事も人気です。

紹介予定派遣でおすすめの人材派遣会社の登録先一覧

紹介予定派遣の案件は、一般の派遣求人数に比べまだまだ少ないのが現状です。

ですから、将来正社員になることを最終目的としているのであれば、実際にどれぐらいの紹介予定派遣を扱っているのか、あなたが希望する職種・業種や地域での実績が豊富にあるかどうかを確認した上で、派遣会社を選びましょう。

テンプスタッフ

業界トップクラスの求人数を誇る、テンプスタッフ。拠点数も多く、登録説明会や研修を受ける際に便利なところも、強みとなっています。

未経験の職種でも、充実のスキルアップ支援でしっかりサポート。大手企業や人気有名企業の案件も充実しています。

テンプスタッフの公式サイトはこちら
テンプスタッフの詳細はこちら

ハタラクティブ派遣

ハタラクティブ派遣の強み、それは圧倒的な正社員化です。厚生労働省の「若者キャリア応援制度」実施事業として認定されているハタラクティブハケンは紹介予定派遣に特化した派遣会社です。

スキルや資格に関係なくトライできる未経験OKの案件を数多く扱っています。

ハタラクティブの公式サイトはこちら

エンジニアピット

エンジニアピット最大の特色は、派遣スタッフとしてではなく、フォーラムエンジニアリングの「正社員」として採用される点にあります。

案件が終了した後も、所属はフォーラムエンジニアリングの正社員ですから、一般派遣とは違い、案件終了後も安定した雇用を提供してくれます。

派遣先企業を探す従来のスタイルではなく「働きたい案件」を探し、エントリーできるシステムを採用している会社です。

エンジニアピットの公式サイトはこちら

まとめ

紹介予定派遣で働くことになっても試用期間ののちに正社員で働くことができるのは、全体の3割程度と言われています。

これは企業が正社員採用には慎重になっているからであり、派遣会社によってもバラつきがあったりします。

つまり、派遣からステップアップして正社員で働きたいなら、実績が多く優秀なキャリアスタッフがいる大手の派遣会社に登録するのが近道と言えるでしょう。

登録の際も、将来は正規雇用・正社員で仕事がしたいという思いを担当者にしっかり伝えましょう。

今後の紹介予定派遣での求人は、改正派遣労働法の施行などの影響でかなり増えると予想されています。3年後、5年後の自分のキャリアパスを描きながら、今できることを着実に積み上げていくことが大切です。

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